WORKS内閣官房水循環政策本部事務局「未来に引き継ぐ健全な水循環」展示デザイン

2025年9月23日〜29日に2025年日本国際博覧会(通称:大阪・関西万博)「フューチャーライフヴィレッジ」内で、内閣官房水循環政策本部事務局が展示した「未来に引き継ぐ健全な水循環(A Sound Water Cycle for the Future)」について、企画制作を担当した特定非営利活動法人日本水フォーラムの下、デザイン部門を担当しました。
本展示は、今後も国内外の国際会議やイベントでの発信に活用されることを想定したコンテンツです。

「日本の健全な水循環」デジタルコンテンツ

展示バナー、パネル、アンケートシート

配布ステッカー

展示デザイン・展示の様子

制作の背景

展示コンセプトは「健全な水循環との出会い(Discover a sound water cycle)」。
国内外の来場者に向けて、「健全な水循環の維持・回復」という概念の紹介と、日本が取り組んできた歴史や改善事例の共有を通じ、未来に向けて水循環を守る意義を伝える構成となっています。

制作内容(アウトプット)

  • 展示ブース基本デザイン
  • 「日本の健全な水循環」デジタルコンテンツ
  • 展示バナー、パネル、アンケートシート
  • 配布ステッカー
  • 動画編集

展示基本デザイン、パネル構成

展示の主要テーマは以下の4点です。
1.日本の水文化、水の恵み、豊かさの紹介
2.流域とは
3.水循環の理解促進
4.流域における水問題と改善の取り組み
+水に関連する他のパビリオンの紹介、来場者が感じている水問題の可視化の情報収集

限られた会場スペースの中で、これらのコンテンツが来場者の動線に沿って配置できるようレイアウトを設計しました。

展示タイトルは「未来に引き継ぐ健全な水循環」。
タイトルロゴでは、「未来に引き継ぐ」を環状矢印で囲み、水が循環しながら未来へつながる様子を表現しています。
タイトルバナーや各パネルは、水のイメージである波線モチーフで統一。自治体によるケーススタディ紹介パネルも合わせて制作しました。
国際展示向けのため、日英併記で制作しています。

イラスト・図版制作

「健全な水循環」や「流域」の概念を分かりやすく可視化するためのイラストを制作。
・流域全体を俯瞰で捉える球体状の立体イラスト
・川を正面から見据えて水が流れる範囲の「流域」の理解を促す流域概念図
・それに付随する展開図や、水問題を示す図、家庭や農地・森などの各所における水循環を示す詳細図
それらのイラストを元に、デジタルコンテンツでは水循環の流れを動きを含めて表現しています。

「日本の健全な水循環」デジタルコンテンツ

流域における「健全な水循環」の概念の理解促進を図るため、
「蒸発・蒸散」→「降雨・降雪」→「表流水・地下水」という水循環の流れを、直感的に理解ができるように動きのあるコンテンツで紹介。
また、「汚水を流した時」「地下水をくみ上げすぎた時」「気温が上昇し続けた時」の3つのケースから、水循環の不健全化の状態や事例を見ることができます。コンテンツの途中には「改善に向けた問いかけ」を配置し、水循環を“自分ごと化”して理解できるストーリー構成としました。

メッセージボード「あなたが心配な水問題は?」

来場者が心配している水問題(「水質汚濁」「地盤沈下」「豪雨」「水不足」)にシールで投票してもらい、意識を可視化するメッセージボード。
あわせて、より細かな意見を収集するアンケート用紙と、回答者に配布するステッカーも制作しました。

CLIENT

特定非営利活動法人日本水フォーラム

DATE

2025.10

STAFF

ディレクション:飯田優子(CAMP4) /デザイン:飯田 優子、大久保 央、齊藤 洵(CAMP4)/エンジニアリング:笠井敬祐(CAMP4)

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